責任医師選定!どうする?

みなさん、おはようございます。私です。

さて、本日は責任医師選定について記載していこうと思います。J GCPだと42条に規定する項目を確認することですね。

責任医師選定ですが、やることはシンプルです。

・責任医師の先生に治験のご紹介

・責任医師の先生の最新の履歴書を入手

履歴書については、大きな病院だと秘書さんが管理していることもあるので、秘書さんがいるところについては、最初に秘書さんにも挨拶をしておきましょう。

責任医師の適格性は大体履歴書で分かります。統一書式がそのような作り方になっているからです。

さて、実際一番重要なのは、治験のご紹介です。個人的には、この段階が一番CRAの知識が求められると思っております。この治験はなぜ実施するのか?

この治験のOutcomeは何か?などの根本的理解ができていないとだめです。原稿を暗記しているだけのCRAは論外です。うわべだけのことでなく、背景まで知っていくことが重要です。先生の貴重な時間をいただいているということを理解して、選定には望んでほしいですね。

また、選定時に最後に聞きたい事項を羅列して聴取するCRAもいますが、これも個人的にはナンセンスだと思っています。聴取事項はプレゼンに織り交ぜて聴取すると、先生とのDiscussionが進むのでお勧めです。

ということで、今回は責任医師選定について述べました。

また、後日お会いしましょう。