team memberって大切

さて、選定の話をしている最中ですが、それよりもまず記載すべきことがありました。

Teamについてです。CRAは基本的に1つ、あるいは2つの薬剤の治験のモニタリングを担当いたします。例えば、A疾患に対するA剤による治験、などですね。この一つの治験を1プロジェクトと考え、Teamが結成されるわけです。今回は、特にモニタリングの部分のTeamについてお話します。

大体の流れとして、PL(プロジェクトリーダー)、SCRA(シニア)、CRAでメンバーが構成されます。ちなみに、私のようなLine managerはプロジェクトによらず、CRAやSCRAのモニタリングをサポートする形となります。

さて、このメンバーですが、CRAにとってはかなり重要です。特に、PL、SCRAが仕事のできない人だと、下のCRAはかなり苦労をします。

上司の曖昧な回答、方針や、自分は仕事せずに、下にだけ仕事を振る人など…私もひどい上司にあたったことがあります。そんなひどいTeamに入れられてしまったらどうすればいいか?いくつか方法はあります。例えば、

  1. PLより上の人に頼んでTeamを変えてもらう
  2. できないPLやSCRAを自分でコントロールしてみる
  3. とにかくガムシャラに頑張る

一般的には、3の対応を取る人が多い印象です。決まってしまったTeamはしょうがないので、とにかくガムシャラに自分の仕事だけをするという人です。

ただし、3の場合だと、かなりCRAは疲弊します。特に国際共同治験だと、PLの更に上がGlobalにうようよいて、Globalとのやりとりは、PLが実施するので、Global→PL→SCRA→CRAの順で情報がおりてきます。ここで、PLが働かないと、CRAは上手く動けないわけですね。(私も経験があります)

こんな時、Line managerが上手く機能すれば、状況が変わるかもしれませんが、なかなかうまく機能しないLine managerがいないのも現状ですね。

1の対応は、利口に見えるかもしれませんが、限られたチームでしか、動けないAvailabilityの低いCRAでとどまってしまいます。

そのため、この中での私のお勧めは2です。具体的な方法はまた後日、記載させていただければと思います。

 

最後に、ネガティブな部分ばかり記載してしまいましたが、逆にチームメンバーが良いとCRAはかなりやる気がでます。というか仕事がしやすいです。つらいとき、支えてくれるチームメンバーがいる、そんなチームに常に配属されたいものですが、現実問題なかなか難しいので、あなたがそんなチームメンバーになってみましょう。